写真を撮るのはどんな時だろう
食事の時、旅先での一瞬、あるいは日常のふとした風景。
SNSに載せたくなる瞬間に出会った時、人は自然とカメラを向ける。
多くの人が使っているのは “写メ”。
最近のスマホカメラは驚くほど優秀で、
撮ってすぐ見返せるし、人に見せるのもSNSにあげるのも本当に手軽だ。
僕はブログの運営のほか、いくつかの会社HPの制作管理、YouTube撮影など、
毎日のように写真と映像を撮って編集して、各メディアへアップしている。
では、仕事用の写真と個人的なSNS用の写真。
カメラも含めて、どう使い分けているのか。
今日はそのあたりを少し整理してみたい。
昔は1DXと5Dを“すり減るまで”使っていた
以前ウェディングのフォトスタジオを運営していた頃は、
前撮り、披露宴、本番撮影……と毎月数万枚の写真データに囲まれていた。
EOS-1Dに24-70mmのLレンズ、サブ機として5D。
この2台を肩にかけ、何時間も走り回っていた。あの頃は本当に元気だったと思う(笑)
プロが大切にしていたのは画素数でも価格でもなく、ただひとつ。
「信頼性」。
・壊れない
・全天候 OK
・AF が速く、色味の再現が安定している
・スタッフ全員でレンズ・バッテリーを共有できる
・もしもの時に備えたダブルスロット
この“間違いがない道具”こそが、当時のプロの生命線だった。
▶Canon R1
細かいことを言えば、おなじメーカーで共通のバッテリーや充電器、ストロボやレンズを
スタッフで共有しながら使い回したり、一瞬を逃さないためのオートフォーカスの信頼性、
写真の色味や荒さなどで〝仕上がりの差〟が出ないようにするには
いわずもがな同じメーカーの同じ機種になってしまうのが理由。
世界はミラーレスへ移行した
やがて SONY がミノルタを買収し、AF の速さと動画性能の高さを武器に一気に頭角を現した。
YouTube の台頭とともに、プロたちが SONY へ乗り換えていったのは自然な流れだったと思う。
Canon も Nikon も今や主力はミラーレス。
時代は変わった。
ただひとつ言いたいのは……
今のカメラは高くなりすぎた(笑)
30〜40万の価格差を感じる。減価償却で通るのかな?と思うほど。
今の使用機種は「EOS 6D Mark II」——いわば化石機種
現役を離れて10年以上。
最後に残した 6D Mark II を、今も仕事で使い続けている。
50mm F1.4、あるいは24-70mm。
これだけのスペックでも必要十分。
なぜなら、今は〝失敗しても撮り直せる〟仕事だから。
納得できるまで撮り直しが出来るから、
高スペックな機種は今は必要ないんだ。
▶Canon EOS 6D Mark2
EOS 6D の資産を活かせるアイテム
ウェディングは時間との戦いだった。
美容・衣装・式場・段取り、すべての人が動いている中で撮る。
のんびり試し撮りなど許されない。
だから当時の僕らには、高速で確実な機材しか選択肢がなかった。
カメラ選びは「スペック」より「用途」で選ぶ方が幸せになれる
迷ったら用途で選ぶのが正解だと思う。
僕の場合、
仕事用の一眼はすでにあるので、
今ほしいのは 旅行に持ち歩けるレンズ交換式コンパクトカメラ。
表現力はレンズで決まる。
だからレンズ交換式にこだわっている。
今ほしいのは「SONY VLOGCAM ZV-E10 II」
発売は昨年8月。まだまだ現役。
レンズキットで 14〜16 万円ほど。
・十分な画質
・高速 AF
・動画も安心
・一眼レフより圧倒的に軽い
この“バランス”がとても良い。
▶SONY ZVE10 2
PEN、GR4 —— 心揺さぶられる機種たち
OLYMPUS PEN も可愛いし、GR4 も抽選で落ちたけれど(笑)魅力的な存在だ。
ただし、
〜GR4 は動画性能が弱い〜と聞く。
PEN は色味が僕の好みと合わない。・・・と、〝好み〟に左右されることも多い。
どの機種にするか、一眼なのか、スマホなのか。
意外と同じ理由で、スマホの写真を仕事に使うことはほとんど無い。僕にとってスマホはやはり記録用でしかない。
抜群に美しい写真を撮れるスマホ。それでも奥行きのある立体感(ボケ感)を移し込める一眼レフカメラは唯一無二かな。
今年は“自分のカメラ”をひとつ持つ年に
ボーナスでカメラを検討される方も多いと思う。
「こんなの買いました!」
「同じ ZV-E10 II にしたよ!」
そんな声があれば、ぜひ教えていただきたい。
僕も今月購入予定なので、届いたらまたここで紹介します。


