茶道ってちょっととっつきにくいところもあるのかな?続く人と続かない人がいます。「所作とか難しそう」とか、先生との相性はどうか?」とか、「続けられるかなぁ〜」とか。先に先に不安が押し寄せて来る方も多いのではないでしょうか。
何の習い事でもそうだけど、僕みたいにあんまり深く考えない人の方が長く続くのかな。そんな風に思ってます。
ここはちょっと考え方を変えてみませんか。
茶道を「教わる」とか「学ぶ」という意識というよりも、仕事で疲れた心を「癒やす」とか「整える」そんなチルなイメージで茶道を考えてみてもいいかもしれません。
お点前が上手にできなくともそれは「間違い」ではありません。「茶碗や花の名前をしらない」だからといって「咎められる」こともありません。ちなみに僕はそれで一度も怒られたことはありません。

つまりお茶ってその人その人が「楽しむ」ものだと思うのです。楽しみ方はそれぞれで、和菓子が好きな人。抹茶が好きな人、茶道(茶室)という空間が好きな人。ほんとうにそれぞれです。
普通に家でテレビ見ながらおまんじゅうと抹茶ラテ飲む方が気が楽だし、おいしく抹茶が飲めそうですよね。
それとは真逆に、茶室という非日常的な空間で湯が沸く音、茶を点てる音、畳を歩く音・・・少し緊張しつつも、五感をフルにつかって飲む抹茶を飲んでみたいと思いませんか?きっと癖になると思います。自分だけのお茶をいただく特別な空間。それが茶道だと思います。
このリラックスした時間だったり、心を整えるために飲む飲み物を〝リトリートドリンク〟とか〝リトリートタイム〟と言います。
「では一服」という茶はもともと、自分の状態をリセットし、内側から心や体を整えるための飲み物だったのです。
だから今の時代も区切りのいいところで、「まぁ一服」なのでしょう。
何に重きを置いて茶の湯を楽しむか。
お茶はこの先もずっとリトリートで良いと僕は思うのです。